お疲れ様です。ヒコミツです。
子供たちが夏休みに入ったころ、我が家の庭木に突如、ハチの巣が作られました。
ハチの種類や巣の大きさ・場所にもよりますが、自分で対処するかプロに依頼するか。
プロに頼むと、恐らく万単位に料金がかかってきますので、迷うところですよね。
今回はヒコミツ自身でハチの巣を駆除してみたので、その方法をご紹介します。
ハチの種類の確認
今回ヒコミツ家の庭木に作られたハチの巣はこちら。
7㎝ほどの大きさ。お椀を逆さまにしたような形状で、下から覗くと巣穴が見える、シャワーヘッド型と呼ばれているタイプ。
この巣のハチは、アシナガバチという種類ですね。
巣を発見する前に、庭で何度かアシナガバチと遭遇する場面がありました。
たびたび同じ種類のハチを家の周りで見かけることがある場合、巣が作られている可能性があるので、注意して見ていた方がいいですね。
アシナガバチ以外にも、 家の軒下・屋根裏・庭木など、身近なところに巣を作る可能性のあるハチの種類として、スズメバチやミツバチがいます。
特にスズメバチは攻撃性が強く、危険度MAXなので、十分に注意しましょう。
アシナガバチの特徴
- 体は細身で、体長~26㎜ほど。後ろ足が長い。
- 比較的おとなしい性格。
- 毒針はある。
- 巣を刺激したり、直接触ったりしなければ、刺してくることはない。
- 素早い動きが苦手で、スピードは遅い。
- 巣の形状はシャワーヘッド型。
ハチの巣の駆除 実際にやってみた
ハチの巣の第一発見者の奥様から、こんな連絡がありました。
”庭にハチの巣がある!武器は用意した!!あとは任せる!!”
アース製薬の 「ハチアブ マグナム ジェット」 という、ちょっと男心をくすぐるような殺虫剤です。
説明書きには、こんなことが書いてあります。
- バズーカ方式の強力噴射で巣ごとハチを撃退します。
- 本品は強力噴射のため、約45秒で全て噴射されます。
先に言っておきますが、このバズーカ、もの凄く効きます!
ハチの巣駆除の注意点
- 皮膚の露出しない防護服、手袋、保護メガネ等(ハチの針が皮膚まで届かないもの)を着用
- ハチの活動が落ち着く、日没後に行う
「肌をできる限り隠す」・「厚手のものを使う(重ね着でもOK)」・「白系統のものを使う」ことを意識して、しっかり身を守りましょう。
白系統のものを使うのは、蜂には黒いものを攻撃する習性があるからです。
まずはイメージトレーニング
いきなりハチの巣を駆除するのは難しいので、事前にイメージトレーニングをしておきましょう。
駆除開始
日没後に行うことが推奨されていますが、ハチが逃げ回ったときに周囲が見にくい状況は危険だと判断したため、日中に行うことにしました。
風はほぼ無風。巣には4匹のハチがいましたが、飛び回ることもなく落ち着いています。
周囲にも他のハチはいない模様。絶好のタイミングと判断し、駆除決行します。
念のため、周囲から巣に戻って来たハチがいないか、家の中から奥様に見張りをお願いしました。
巣から1mほどの距離から噴射しています。
薬剤がかかったハチは、逃げる間も無く、すぐさまポトポトと下に落ちていきました。
落ちた後もピクリともしません。薬剤がしっかりとハチにかかれば、かなりの殺虫能力があります。
5秒も噴射せずに駆除終了です。
ハチがいないことを確認したら、巣を庭木から取り除きます。
動画では、黒の半袖・短パン・サンダル・防具なしの最も危険な状態で駆除作業をしております。
”早く駆除してしまいたい”という気の焦りから、このような行動をとってしまいました。
幸い、ハチに刺される等に被害はありませんでしたが、くれぐれもこのような危険な行為はやめて下さい。
実際に除去したハチの巣がこちら。
全部で40部屋以上ありました。
まだ動いている幼虫が6匹。黄色の膜のようなもので覆われている部屋は、卵が入っているのでしょうか。
袋の口をしっかり縛って、燃えるゴミで処分しました。
次の日、巣のあった場所を確認すると、3匹のアシナガバチがいました。外に働きに行って帰ってきたら、突然自分たちの巣がなくなっていて、困っていたのかな。
この3匹もしっかり駆除して、完了です。
日没後に駆除作業しない場合は、かなりの確率で巣を離れているハチがいると思われるので、日没間際か翌朝に、もう一度、ハチの巣があった場所を確認した方がいいと思います。
まとめ
初めてハチの巣の駆除を行いましたが、まだ規模が小さく自分でやれる位置に巣が作られていたこともあって、身の危険を感じることなく簡単に駆除できました。
除去した巣の写真からも分かるように、そのまま放置していたら、1~2週間後には、幼虫や卵が成虫となり、働きバチの数は何倍にも増えていきます。巣の規模もますます大きくなっていくことでしょう。
そうなっては、もう素人では太刀打ち出来なくなってしまいます。巣の規模に関わらず、少しでも身の危険を感じたら、迷わずハチの駆除を専門に行っている業者に相談しましょう。
あなたの悩みに少しでも力になれたら幸いです。
コメント