お疲れさまです!
ドライブレコーダーのおかげで、車の運転が一段と楽しく感じてるヒコミツ(@HikomitsuTC)です。
あおり運転による悲しい事故をきっかけに、ドライブレコーダーの装着率はかなり高まりましたね。
万が一事故が起きたとき、ドライブレコーダーに記録された映像は動かぬ証拠として重要なものとなります。
今やドライブレコーダーは、車の必須アイテムと言っても良いくらいです。
いざドライブレコーダーを付けようと思ったら、製品の多さにビックリ!
- どのメーカーがいいのか?
- どんなタイプにすればいいのか?
今回レビューするのは、国内メーカーコムテックの「ZDR035」。前後2カメラタイプのドライブレコーダーです。
コムテックはドライブレコーダー販売台数5年連続 No.1。
品質も安心の日本製なので、肝心なときに”映像が記録されていない”なんてことにはなりません。
前後2カメラタイプなので、万が一の事故だけでなく、あおり運転対策にも効果あり。
高性能になれば、価格も比例して高くなりますが、ZDR035は2021年4月発売の型落ち製品のため、最新ドライブレコーダーの半額で購入できます。
型落ちといっても、機能面に関しては全く問題ありません。
最新のドライブレコーダーに引けを取らないZDR035を詳しくレビューしていきます。
コムテック ZDR035の概要(仕様)
コムテック ZDR035は、Full HD 200万画素の前後2カメラを搭載したドライブレコーダーです。
外観とサイズ
フロントカメラは、2.7インチフルカラーの液晶画面と一体型。
リヤカメラは、ほぼ正方形のコンパクトな作りになっています。
実際に車に取り付けた状態がこちら。
付属品
- シガーソケットタイプの電源コード
- リヤカメラ用ケーブル(9m)
- 脱脂クリーナー
- カメラ固定用の両面テープ
- microSDカード(32GB)
電源コードは、シガーソケットに挿すだけで、簡単に接続できるタイプが同梱されています。
シガータイプなら、取り付けに慣れていない人でも作業しやすいね!
microSDカードは、使用前にフォーマットする必要はありません。そのまま本体に挿すだけでOKなので助かりますね!
コムテック・ZDR035のレビュー
「コムテック ZDR035」の特徴を、実際に撮影した映像と合わせて紹介していきます。
- 前後2カメラともFull HD 200万画素で映像がキレイ
- 対角168°の超広角レンズで広範囲をカバー
- ナンバープレートの視認性良し
- 本体の操作性は良好
- 追加できるオプション
- お手頃な価格
前後2カメラともFull HD 200万画素で映像がキレイ
状況証拠としては、十分すぎるレベルの映像です。
事故が起きたとき、しっかりと状況を確認できますね。
STARVIS搭載で、夜間も明るく録画できてます。
LED信号機にも、もちろん対応しています。
自分は信号無視してない!ってウソの証言をする加害者もいるからね!
対角168°の超広角レンズで広範囲をカバー
前後2カメラともに対角168°の広範囲を撮影できるようになっています。
大きめの交差点に進入した場面の画像です。
信号待ちで停車している左右の車まで、しっかりと撮影できてますね!
ナンバープレートの視認性良し
車間距離の違いで、ナンバープレートの視認性は大きく変化。通常の車間距離でも、大きい数字はしっかり読み取れます。
事故の瞬間や、極端なあおり運転などでは、至近距離となるので地名までもしっかり読み取れます。
昼間・フロントカメラ
通常の車間距離(5mくらい)で停車。4ケタの大きい数字は問題なく確認できます。
対向車線のナンバーも確認できます。
夜間・フロントカメラ
HDRでLEDナンバー灯にも対応。
夜間・リヤカメラ
信号待ち、後続車の大きな数字はハッキリわかります。
本体の操作性は良好
本体には2.7インチフルカラーTFT液晶画面と、操作ボタンが画面左に2つ、本体の底に4つあります。
本体画面の映像は、凄いキレイとは言えません。普通です。
本体画面で詳細な映像確認は難しいかな、といった感じ。
ドライブレコーダーの設定は、本体で行います。
本体底部のボタンは、名称も書いてあり、押しにくい印象はないです。
ボタンや表記は光らないので、夜間に操作するのは難しいですね。
追加できるオプション
- 駐車監視機能
- microSDカード
駐車監視機能
- エンジンOFFでも最大24時間、映像の記録
- 衝撃を検出し、衝撃前後の映像を記録
別売りの駐車監視・直接配線コード「HDROP-14」を使用すると、駐車中でも衝撃を検出して衝撃前後の映像を記録してくれます。
動作時間は30分~24時間の範囲で設定できます。
駐車監視機能があると、買い物中の当て逃げ対策になるね!
microSDカード
本体に付属されている32GBのmicroSDカードでは、約125分~約215分ほど映像を記録できます。
2時間分しか記録できないのは、ちょっと短いなと感じました。
ドライブの片道分くらいだよね……
- もっと長時間記録できる方がいい!
- 出発から帰宅までのドライブ映像が撮りたい!
そういった場合は、64GB(約250分~約430分)と128GB(約500分~約860分)のコムテック専用microSDカードがありますよ。
お手頃な価格
2021年4月の発売当初は32,800円だったものが、2022年12月現在は21,000円ほどまで値下がり。
後続の新商品が発売され、ZDR035は型落ち商品となったためだと思われます。
性能は申し分ないので、今が買い時ですね!
コムテック・ZDR035の残念なところ
- 安全運転支援機能の精度
- ビューワソフトの動作
安全運転支援機能の精度
ZDR035は、5つの安全運転支援機能が設定できます。
- 後続車接近お知らせ機能
- 先行車発進お知らせ機能
- 前方信号お知らせ機能
- ドライブサポート機能
- 車速アラーム機能
1~3のお知らせ系の機能に関しては、精度はイマイチなのかな?といった印象です。
検知するときもあれば、検知しないときもあるので、「おまけ程度の機能」と考えてもらったほうが良いかもしれません。
4・5の機能は「急」の付く運転をしたときや設定したスピードを超えたときに、注意喚起してくれる機能です。
安全運転支援機能を必要としないような運転を心がけることが1番ですね!
ビューワソフトの動作
ドライブレコーダーで記録した映像は専用のビューワソフトで確認できます。
前後2つのカメラ映像・地図・速度・音声などが確認できます。素人でも解りやすい作りで、とても良いソフトだと思います。
しかし、これだけ多くのデータを一度に表示するので、弱小パソコンではまともに動きません。
ビューワソフトをダウンロードする際には、推奨されているスペックのパソコンを用意しましょう!
私の弱小PCでもフロントorリア単独の映像だけなら、PCのメディアプレイヤーでキレイに観られました!
コムテック・ZDR035はこんな人におすすめ
コムテック・ZDR035は「日本製の信頼できる高機能なドライブレコーダーがほしい!でも価格は抑えたい!」そんな人におすすめです。
Full HD 200万画素の前後2カメラで、夜間であっても事故やあおり運転の映像を鮮明に記録して、相手のナンバープレートもしっかり写し出せます。
尚且つ、型落ち商品なので価格は発売当初より10,000円ほど値下がりしてリーズナブルとなりました。
「もっと鮮明な映像がいい!」という人には、WQHD約370万画素の前後2カメラを搭載したコムテック・ZDR036がおすすめ!
FullHDの約1.8倍の画素数で従来よりも高精細な映像を記録できるドライブレコーダーです。
「フロントガラスは出来るだけスッキリさせたい!」という人には、ミラー型モデルのコムテック・ZDR038がおすすめ!
デジタルインナーミラー機能で、通常の車内ミラーよりも広範囲を鮮明に映し出してくれます。
ドライブレコーダーとしてもZDR035と同等の性能を持ち合わせています。
コムテック・ZDR035のまとめ
この記事は「【コムテック ZDR 035 レビュー】機能は十分!お手頃価格のドライブレコーダー」について書きました。
コムテック ZDR 035はFull HD 200万画素の前後2カメラを搭載し、高機能なドライブレコーダーです。
「型落ち」というハンデを、2万円ちょっとで買える「お手頃価格」というメリットに変え、国内生産という安心感もあります。
「高機能+高品質+お手頃価格」の三拍子揃った、「コムテック ZDR 035」をぜひチェックしてみて下さい。