お疲れさまです!
2人の息子に溺愛のヒコミツです。
ゴロゴロと転がっていた赤ちゃんも、そろそろハイハイが出来るようになりそうだ!
そんな時期に考えるのが…
ベビーゲートを【設置する?or 設置しない?】
- 賃貸だから…
- お部屋の雰囲気に合わないなぁ…
- そもそもベビーゲートって親がちゃんと子供を見てれば必要ないんじゃないの?
などなど、考え方は人それぞれですよね。
そんなお悩み中のあなたの為に、我が家のベビーゲート事情を体験談も交えてお伝えします。
結論 ベビーゲートは必要!
長男1歳10ヶ月のころ。玄関のカギを閉めてしまい、奥様が締め出される。
消防車・救急車・パトカーが終結する大事に(冷汗)
結果的に10万円ほどの出費となり、我が家史上最大の珍事となる。
幾つかの要因が重なって起きた事ですが、しっかりとベビーゲートを設置していれば防げたことでした。
長男にはとても怖い思いをさせてしまったし、当時次男を妊娠中だった奥さんにも大きな負担をかけてしまい、とても反省しております。。。
我が家は生後7か月でベビーゲートを設置
寝ているだけだった赤ちゃんも、6ヵ月を過ぎたあたりからハイハイをし始めます。
1歳になる頃には、つかまり立ちも出来るようになったりと、お家の中でも行動範囲が一気に広がっていきますね。
好奇心旺盛の赤ちゃんは、あちこちに行って色んなものを見て・触って・口に入れて確認したいんですよね!
そこで注意しておかなければいけないのが、お家の中の危険個所への侵入。
キッチン・階段・玄関・・・お家の中には危険がたくさん。危険なもの・場所ほど小さい子供は興味深々なんですよね。
興味を持ってくれるのは良いことなんだけど… ケガをされては困ります。
そこで、パパ・ママの強い味方になるのがベビーゲートですね!
長男が1歳になる直前まで賃貸アパート暮らしだった我が家は、キッチンへの侵入防止のために、突っ張りタイプの扉式ベビーゲートを設置しました。
- 奥さんと子供が2人きりのとき、子供の後追いがひどくなった
- 調理中のキッチンへの侵入防止
- 冷蔵庫のいたずら防止
アパート暮らしの時は室内階段は無く、玄関も段差の無いタイプ。お風呂場へ繋がるドアも、ドアノブに手が届かない状態だったため、キッチンへの侵入対策のみ行いました。
戸建住宅では複数のベビーゲートが必要になる
戸建住宅には、階段や玄関の段差もあるので、危険度が増します。
我が家の場合、2つのベビーゲートを設置することで、リビング+隣接する和室から出られない状況を作りました。
階段・玄関への通路には突っ張りタイプの扉式ベビーゲート
キッチンへの通路には突っ張りタイプのまたぐベビーゲート
月齢が増すごとにカギやドアノブに興味を持ち始める
小さい子供は、パパ・ママの行動をホントよく見ています。
- 窓のカギ操作
- ドアノブ操作
- 玄関ドアのカギ操作
子供には見られないように注意して行っていましたが、手が届くくらいの月齢になると、興味津々で触りに行くんですよね。
先ほど、我が家は2つのベビーゲートを設置して、子供がリビング+隣接する和室から出られない状況を作り出したと説明しましたが、この隣接する和室には玄関に直結する開き戸があるんです。
我が家の長男くん、その開き戸も見逃しません。
ニコニコしながらドアノブに触れることをアピールされたのが12月末。長男くん1歳9ヶ月の時です。
これはドアを開けられるようになるのも時間の問題だ。
ベビーゲートの新な設置が必要です。
とは言え、師走で仕事も忙しく、年明け後にベビーゲートを買いに行く予定を立てました。
絵に描いたような悲劇が起きる
年明け最初のゴミ出しの日。遂に悲劇が起こります。
ゴミ捨てて来るから、テレビ見て待っててね!
すぐ戻って来るからね~!
いつものようにリビングで遊んでいた長男くんに声をかけて、ゴミ出しへ。
(玄関を出て30秒もかからずに戻ってこれるところにゴミ捨て場はあります。)
ゴミ出しして、戻ってくると・・・「玄関のドアが開かない」
当時1歳10ヶ月の長男くん、やってくれましたね。
見事に玄関のカギをかけてしまいました。
奥さん、頭の中が真っ白になったそうです。
奥さんが玄関を出ると同時に、追いかけるように急いで玄関に向かったんでしょう。
『置いて行かれちゃう』そう思っちゃったのかな。
今まで開けられなかった和室のドアが、たまたま開けれちゃったんですね。
そして、目の前にはお出かけの時、父ちゃん・母ちゃんが回してるガチャガチャ音のするカギ。
触っちゃいますよね。回しちゃいますよね~。
1歳10ヶ月では意図的にカギを開けることは出来ない
いつも通りのゴミ出しなので、カギもスマホも持たずに玄関を出た奥さん。
長男くーん!カギ開けてー!
ガチャガチャってやってーー!!
そう上手くは行かないもんです。
1歳10ヶ月の長男くんは遊んでるだけ。
それがカギであること、カギを回すと玄関ドアが開くことは理解していません。
庭に面している窓から声をかけながら、長男くんをなんとか安全なリビングに戻すことは出来ました。
防犯の為、全ての窓のカギを閉めているので、長男くんに開けてもらうしか、中に入る方法はありません。
リビング窓のカギを指さし、「ガチャガチャして!」と言っても、やはり上手くいきません。
勝手口のドアを叩き割ろうと試みても、相手は防犯合わせガラス。女性の力では工具を使ってもキズが付く程度で割れません。
なかなかお家に入って来てくれない母ちゃん。初めは笑っていた長男くんもだんだん不安になってきて、とうとう泣き出してしまいます。
119番通報するしかない
スマホが手元にないので、私や会社に連絡を取ることはできない。
もうこれ以上、1歳10ヶ月の長男くんを1人にしておくわけには行かないと決断した奥さん。
お隣さんに電話を借りて消防に連絡。
現状を説明すると、5分ほどで駆けつけてくれたそうです。
パニック状態だった奥さん。119番通報したときに何と説明したのかはあまり覚えてないようですが、結局、消防車・救急車・パトカー全部来たそうです。
夢のコラボ状態。平常時にこの3台が揃った姿を子供に見せてあげたかった。
緊急時はカギ屋さんを呼んでくれない
リビングの窓越しに、泣き叫ぶ長男を少しでも落ち着かせようと、奥さんは声をかけ続けます。
その間、消防隊員の方が全ての窓にカギがかかっていることを確認。
消防隊員が窓を割ってカギを開けることになりました。
子供が泣いている・子供がまだ小さいという点から、「緊急」と判断されたようで、「民間のカギ屋さんを呼んでカギを開ける」という選択肢はなかったようです。
窓を割って突入する前に「承諾書」のようなものにサインを求められました。
*この承諾書は、後々「消防隊員が勝手に窓を割った」「弁償しろ」などのトラブルを避けるためのものです。
一条工務店の窓は消防隊員でも苦戦する
我が家は一条工務店で家を建てたのですが、窓は「 防犯ツインLow-E トリプル樹脂サッシ 」というものを採用しています。
この防犯窓ガラス、かなりの強敵だったようです。
時間は測っていませんが、奥さんの感覚的に消防隊員でさえ結構な時間を要したそうです。
恐らく5分~10分くらいはかかったかもしれません。
私が帰宅して窓を確認すると、窓のサッシ部分も曲がってしまっていたので、窓ガラスを割るために、かなり強い力が必要だったのだと推測されます。
新品の窓と交換するまでに、泥棒に見つかったら確実に狙われますからね。
母子の再会
消防隊員の迅速な作業により、カギを開けて頂き、無事に母子再会となりました。
奥さんがゴミ出しへと玄関を出てから、何だかんだで1時間弱でしょうか。
1歳10ヶ月の小さな長男くん。こんなに長い時間ひとりぼっちでいたのは初めての経験。
不安と恐怖でとても長く辛い時間だったと思います。
泣きながら奥さんに抱きついて、暫く離れなかったようです。
同じ事が二度と起こらないために。
翌日、すぐさまベビーゲートを追加購入。
ベビーゲートは3つとなり、これで完全に玄関には行けない状態となりました。
しばらくの間は、在宅時はキッチンの勝手口の鍵は開けておくことにし、家から一歩でも出る際は必ず玄関の鍵を持つようにしていました。
窓の交換代 10万円なり。
悲劇の閉め出し後、すぐに一条工務店に連絡をして、新しい窓の手配をしてもらいました。
その額なんと10万円。
防犯ガラスって、高いんですね。
数千円のベビーゲートの設置が遅れて、結局10万円の出費です。
高い勉強代となりました。
終わりに
子供がリビング+隣接する和室から完全に出られないように対策して以降、同じような悲劇は起きていません。
当時、奥さんのお腹の中にいた次男くんも、玄関の鍵を閉めてしまうような事件は起こしていません。
ベビーゲートのおかげです。
「家から一歩でも出る際は、常に鍵を持っていく」という作業は、どうしても忘れることがあるので、良い対策ではなかったです。
ちょっと車に荷物を取りに行くとか、庭に出るたびに玄関の鍵を持ち歩くのって、めんどくさいですしね。
結局、ベビーゲートのような物理的な対策が1番楽で間違いないのかなと思います。
この経験から我が家では、
「結論 ベビーゲートは必要!」
ということになりました。
設置する時期も、子供がつかまり立ちする頃には完了させた方がいいと思います。
我が家の悲劇の体験談が、あなたとお子様の安全な生活に役立てられると嬉しいです。
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