お疲れ様です!ヒコミツです。
芋掘りでたくさん採れたさつまいも。
ちょっとだけ父ちゃんに分けてもらって、毎年、自家製干し芋を作っています。
甘〜くて、ねっとり、しっとりの美味しい干し芋。
芋を蒸すのは炊飯器でOK!
面倒な蒸し器は使いません。
簡単で美味しい自家製干し芋の作り方をご紹介します。
干し芋を作る時期はいつがいいの?
ズバリ、12月以降がベストのタイミングでしょう!(降雪地域は別)
- さつまいもはしっかり寝かせてあげないと甘味が出てこないです。収穫時期から2ヶ月くらい寝かせた12月以降がベストなタイミング。
- 12月に入ると特に太平洋側では「乾燥注意報」が出るほど空気がカラカラ。さつまいもを干すには絶好の時期となります。
自家製干し芋の作り方
甘くて・ねっとり・しっとりした干し芋を作るには、「紅はるか」「安納芋」といった品種のさつまいもが良いでしょう!
もちろん、他の品種のさつまいもでも干し芋は作れるので安心して下さい。
天気予報を確認
まずは天気予報を確認しましょう!
最低3日、出来れば5日は晴れもしくは曇りが続くタイミングを選びましょう。
雨の日など湿気の多い日が続くとカビの原因になるので注意です。
材料・用意するもの
- さつまいも(好きな分だけ)
- 水(150ml)
- 炊飯器
- 爪楊枝
- 干し網
用意するのはたったこれだけ!
作り方の手順
今回は甘味たっぷりの「紅はるか」を使います。
さつまいもをしっかり洗って、泥を落とします。
先端の根っこは邪魔になるので、切り落としちゃいます。
大きすぎて炊飯器に入らない場合は、入る大きさにカットして下さい。
水150mlと洗ったさつまいもを炊飯器に入れます。
通常の炊飯モードにして、スイッチON。
入れる水は150ml以下だと、蒸しが不十分になる可能性が高いです。
以前、水100mlでやってみたときは、さつまいもの中心部にしっかり蒸せてない部分がありました。
炊飯器が止まったら、アツアツのうちに皮をむきます。
爪楊枝(バターナイフでもOK)を使います。
- 縦にまっすぐ皮に切れ目を入れる
- 切れ目から皮と実の間に爪楊枝を入れる
- 切れ目に沿って、スーっと爪楊枝をスライドさせる
皮は厚めに向いた方が、仕上がりが綺麗になります。
包丁か糸を使って、皮をむいた芋をスライスしていきます。
ねっとり・しっとり系の干し芋にするには最低でも1㎝、出来れば1.5㎝前後の厚みにしましょう!
細めの芋は半分にするか、切らずに丸干しにしてもいいですね!
ちなみに、このスライスしただけのさつまいも、甘くてめちゃくちゃ美味しいですよ!!
スライスしたさつまいもを干し網を使って、干していきます。
重ならないように、丁寧に並べましょう。
日の当たる、風通しの良い場所で干しましょう。
1日1回はひっくり返して、表裏まんべんなく乾くようにします。
3日以上干したら、少し食べてみて下さい。
お好みのしっとり感・ねっとり感になるまで干し続けます。
どのタイミングでも美味しいので、味見しすぎに注意!!
お好みの干し具合になったら完成です。
数日なら常温保存でも大丈夫。
ヒコミツ家は、5合焚きの炊飯器に満タンになるくらいのさつまいもを使ったのに3日で食べきっちゃたよ!
ねっとり・しっとり系は一般的な干し芋より水分を多く含んでいるので、傷みやすいです。
大量に作った場合や、少しずつじっくり食べたい場合はすぐに冷凍保存しましょう。
冷凍する場合は、くっつき防止の為に、面倒ですが1枚ずつラップでくるんだ方が、食べるときに楽チンです。
終わりに。
今回初めて「紅はるか」という品種で干し芋を作ってみました。
焼き芋にしても甘さ抜群の「紅はるか」を干し芋にすることで、さらに甘みが凝縮されます。
しっとり系の品種なので、ねっとり・しっとりした干し芋も作りやすいですよ!
いつもは1つくらいしか食べない奥様が、珍しく「今回の干し芋、ねっとりしてて、めっちゃうまい!!」と大絶賛でした!
作り方も炊飯器を使って蒸して、切って、干すだけなので、とっても簡単。
自分好みの干し芋、ぜひ一度作ってみて下さい!
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