家庭菜園を始めて4年目になりました。
1坪ほどの小さな畑で、気の向くままに野菜を育てています。
- 無農薬栽培
- 子供と一緒に作業する
約束ごとはこれだけです。
トウモロコシを育ててみたい!
夏になると、地元の農家さんが、朝採りのトウモロコシを近所のスーパーで販売してくれています。
とても甘くて美味しいので、息子たちも大好き。買い物に行くたびに、ついついカゴに入れちゃってます。
今年は、自分で育てた採れたてのトウモロコシを息子たちと一緒に食べたい!
その一心で、今年は初めてトウモロコシ栽培に挑戦することにしました。
種まき
狭い畑ですが、15本くらいのトウモロコシを栽培する計画をたてました。
今回育てるのは、トウモロコシの定番「ゴールドラッシュ」甘くて美味しいですよね。
一度に全て種まきしてしまうと、上手く収穫できた場合、食べるのに忙しくなるので、種まきの時期を2~3週間ほどずらします。
1期目は4月上旬。2期目は4月下旬。
次男くんに種まきを手伝ってもらいました。
1か所に3粒ずつ蒔きます。 株間は20~30㎝にしました。
トウモロコシの種を初めて見る次男くんは、赤色の種にびっくりしていました。
赤色の正体は殺菌剤だよ!
トウモロコシの種は雑菌に弱いから、蒔くときに手で触れただけでも発芽率が悪くなるんだって。
それを防ぐために、赤色の殺菌剤でコーティングされているんだよ!
偉そうに言っていますが、ヒコミツ自身も、種の袋を開けたとき、種が赤くてびっくりしました(笑)
間引きと追肥①
手前の方は、種まきから1ヶ月ほど経過。間引きを終えたところ。
もうちょっと早い段階に間引きしてもいいと思います。
奥の背の高い方は、種まきから2ヶ月経たないくらい。
草丈が50㎝くらいになったので、1回目の追肥をしました。
追肥には、毎度お馴染みの「マイガーデンベジフル」を使います。
バランスが取れていて、とっても使いやすいです。
害虫対策と追肥②
梅雨前の良いお天気のおかげで、トウモロコシはグングン成長していきます。
種まきから2ヶ月半ほどで、草丈は150㎝くらいまで成長。
先端のホウキの様な雄穂(ゆうすい)もしっかり広がってきました。
追肥をするのを忘れていて、慌てて追肥しました。
ヒコミツ家のトウモロコシは草丈が1mを超えた辺りから、雄穂が現れ始めていたので、1回目の追肥が足りなかったのかもしれない。。。
追肥②と同時に土寄せもして、風で倒れないようにしてあげます。
害虫対策は、防虫ネットが効果的!
家庭菜園の先輩方が口を揃えて仰っている、トウモロコシの天敵「アワノメイガ」。
雄穂の香りに誘われて、卵を産んで、幼虫が茎やら実やら、食べちゃうんですね。
農薬は使わないので、物理的にアワノメイガが雄穂に近づけなくしてしまおう!
2回目の追肥前、雄穂が大きく広がる前にやりました。
園芸用の支柱と防虫ネットを使って、トウモロコシ全体を覆っちゃいます。蚊帳みたいな感じです。
人工授粉とヤングコーン
雄穂(ゆうすい)からパラパラと花粉が落ち始めたら、迷わず雄穂を切り取って、人の手で雌穂(しすい)のヒゲにスリスリして、人工授粉します。
先出のアワノメイガは雄穂に誘われて飛来するので、雄穂を切り取ってしまえば、害虫対策になりますね!
実際に、トウモロコシを栽培している家庭菜園で、この切り取り対策は良く見られます。
トウモロコシは1株に1つだけ育てる! 大きく美味しく育てるために。
1株に2~3つほど雌穂が出てきますが、最初の雌穂以外は摘果しちゃいます。
この摘果した雌穂が「ヤングコーン」ですね!
収穫
ヒコミツ家のトウモロコシ第1号の収穫です。
記念すべき第1号の収穫は、長男くんにお願いしました。
5歳の息子でも、「下に倒して、ひねる!」って教えたら、簡単に採れました!
先端までしっかり実が入り、キレイに粒がそろっています。
でも、なんか色が薄い気がする。。。
スーパーで売っているトウモロコシと比べてみます。
左の長いのが収穫したトウモロコシ。真ん中の半分に折ってあるのがスーパーのトウモロコシ。
色の濃さが全然違いますね。収穫したトウモロコシは明らかに色が薄い。
実際に食べてみても、味が薄かったです。
原因は、収穫するのが早すぎ。
ヒゲも茶色になってきたし、早く収穫したい!という気持ちを抑えきれず、収穫時期を誤りました。
初収穫から10日後、先端のヒゲが枯れ落ちるのを待って、収穫したのがこちら。
先端付近は実が上手くつきませんでした。授粉不良が原因のようです。それ以外は良い感じ!
茹でてみると、ツヤツヤでキレイな黄色に。味も甘くて美味しく出来上がりました。
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