お疲れさまです!
メタボハイカーのヒコミツです。
7歳の長男くんが、遠足で日和田山に行ってきたのですが…
「岩場メインの男坂ルート」と「初心者向けの女坂ルート」を自分たちで選んで登ったそうです。
恐怖心と体力が心配で、長男くんが選んだのは「女坂ルート」。
山登りは楽しめたようですが、クラスのわんぱくボーイ達が語る「男坂武勇伝」が長男くんの心に火を付けたようで。
「俺も男坂で登ってみたい!」
大好きです!自分から上を目指す姿!!
こういった想いが、子供を大きく成長させていくんですよね~
「息子を男にしてやる」それが父親の役目でしょ!
好奇心旺盛で活発な5歳の次男くんも連れて、早速「日和田山・男坂チャレンジ」に行ってきましたので、その様子をレポートします。
- 日和田山ってどんな感じの山?
- 初心者でも大丈夫?
- 幼稚園児は登れるの?
山登り初心者の方、子供連れで山登りをしたい方のために、実際にかかった時間や登山道の様子なんかもお伝えしていきます!
埼玉県・日和田山ってどんな山?
日和田山はどこにある?
埼玉県の南部、日高市にある日和田山。
麓には「ヒガンバナ」で有名な巾着田があり、日和田山は日高市のシンボル的な存在になっています。
日和田山へのアクセス方法は?
西武秩父線の高麗駅で下車。
徒歩20分ほどで登山口に到着します。
圏央道(首都圏中央連絡自動車道)狭山日高ICから約20分。
有料駐車場があります。
駐車料金は1台300円。
(巾着田のヒガンバナが見頃になると、500円にアップします。)
収容台数は50台くらい。
日和田山の難易度は?幼稚園児でも登れる?
日和田山の難易度は【初級レベル】、幼稚園児でも登れる山です。
日和田山は「登山」ではなく「ハイキング」と言われることも多い!
登山口~山頂まで、標準タイムで片道40分ほどで登れます。
歩行距離は、登山口~山頂を往復しても 2㎞ ほど。
登山り初心者や子供連れの方でも挑戦しやすい山ですね!
近所の幼稚園や小学校が遠足でよく来るよ!
実際うちの長男くんは、3歳のときに初めて日和田山に登りました!
3歳だと親の手助けが必要な箇所もありますが、5歳にもなれば全て自力で登りきれますよ!
日和田山の登山レポート
登山メンバー | 父・子供2人(7歳・5歳) |
登山日 | 2023年10月28(土) |
天気 | 晴れ |
登山コース | 日和田山山頂までのピストン。 登り:男坂ルート 下り:女坂ルート |
歩行距離 | 登り:1㎞ / 下り:1.1㎞ |
主要ポイントごとの所要時間と実績
日和田山の標準タイムと、子供2人(7歳と5歳)を連れて実際にかかった時間です。
登り:男坂ルート
登山口~山頂まで、トータル55分。
(「ニの鳥居」で休憩がてら景色も堪能していたので5分プラス)
下り:女坂ルート
休憩らしいものはせず、水分補給のみで35分。
登山レポート
それでは、実際に息子2人と日和田山に登ってきた様子をレポートしていきます。
紅葉時期に入っていたので、8時には駐車場に着くように計画。しかし、朝7時に突然の雨!
雨は15分ほどで止みましたが、子供連れの登山なので、安全第一が基本。延期の決定をしました。
ところが…
あれ?めっちゃ晴れてきた?!
庭の土もぐちゃぐちゃになってない!
道路も乾いてる!
行けるんじゃない?!
一時は延期の決定をしましたが、計画を実行することに。
あとは、現地の日和田山の状況を見て判断することにしました。
駐車場到着・準備
【10:15】
計画から2時間以上遅れて、駐車場到着。
時間的に満車も覚悟してましたが、朝の雨のおかげ?まだ10台ほど空きがありました。
所要時間が短めの山なので、すでに下山して帰って行く車もちらほら。
日和田山の駐車場は、無人ですが有料です。
備え付けの封筒に、車の車種とナンバーを書いて300円を入れて料金箱に入れるシステムです。
駐車場から登山口までは、一本道なので迷うことはありません。
登山口・登山開始
日和田山の登山口です。
トイレはここにしかないので、しっかり済ませてから出発!
自販機もありますが、飲み物は事前に準備しておきましょう。
【10:35】
準備体操して、登山ルートをみんなで確認して、登山スタート!
山の木々のおかげで、登山道はほぼドライ状態でした。
日和田山は雨降らなかったのかな??
この様子なら、問題なく山頂まで行けそうです。
一の鳥居(男坂・女坂の分かれ道)
【10:45】
スタートから10分ほどで、一の鳥居に到着。
ここまでは、特段キツイ登り坂はありません。
5歳の次男くんも、元気におしゃべりしながら登って来れています。
鳥居の先で、男坂ルート・女坂ルートに分かれます。
今回は長男くんの希望で、岩山メインの男坂をチョイス!
男坂登り口
【10:50】
女坂ルートとの分岐から5分ほどで、男坂登り口に到着。
女坂ルート~男坂登り口は、平坦な道が続くので安心です。
水場が見えたら男坂の登り口のサイン。
水はきれいだけど、飲むにはちょっと勇気がいる感じがする…
男坂ルートは、次のチェックポイント(ニの鳥居)まで250m!
山の緑がどんどん深まっていきます。
子どもたちの気分下がらないように、常におしゃべりしながら楽しく先へ進みましょう!
おしゃべりしながら歩いて、息が上がらない程度のペースを心がけているよ!
今回、熊よけ鈴を忘れてしまったので、熊にこちらの存在を知らせるためにも、おしゃべりは有効ですよね!
\心地良い音色が特徴/
男坂を登り始めてすぐ、岩場が始まります。
安全な場所を選んで、休憩がてら、手袋を装着しました。
こまめに、水分補給も忘れずにね!
砂場遊びのときは手の汚れなんて気にもしないのに、そうじゃないときは、結構手が汚れるのを嫌うんですよね。
ジャングルジムのように、木の根がむき出しになっているところもあります。
公園のジャングルジムみたいだね!なんて声掛けも、小さい子供のテンションを上げるには効果的ですよ!
長男くん。立ちはだかる岩場を前に、一度立ち止まって安全なルートを考え中。
安全なルートさえ選べれば、7歳でもこの岩場を1人で登れます。
5歳の次男くんは、手や足をかける場所を指示してやらないと、1人では登れない感じでした。
最悪の事態も想定して、父は最後尾から登ります。
男坂ルートは石・岩・砂が多く、晴れた日でも滑りやすいので注意が必要です。
うちの息子たちは、普段から履いている運動靴で登山しましたが、何度か足を滑らす場面がありました。
出来れば、子供用のトレッキングシューズを用意してあげた方が良いです。
☆子供の安全な登山のために☆
ニの鳥居(金刀比羅神社ことひらじんじゃ)
【11:15】
景色の開けた、ニの鳥居に到着です。
男坂を25分ほどで登り切りました!
大人の標準タイムが15分なので、良いペースだったと思います。
良い景色!
眼下には巾着田(赤い矢印のところ)も見えますね。
息子たちも、自分の足で登って見た景色は、一味違ったようです。
それが山登りの醍醐味だよね!!
景色を堪能して水分補給をしたら、ゴールの山頂を目指します。
【11:20】
ニの鳥居出発。
ニの鳥居を背にすると、金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)があります。
この神社の右側が山頂に繋がる登山道です。
山頂・高指山分岐点
【11:25】
5分ほど歩くと、日和田山山頂と高指山(たかさしやま)方面の分岐点に到着。
ニの鳥居からここまでは緩やか。息が上がるような登りはありません。
標識右側の山頂方面に行きます。
山頂まであと5分!もうひと頑張りですよ!!
日和田山山頂
【11:30】
無事に日和田山山頂に到着!!
登山口を出発してから55分。2人とも弱音を吐かずに登り切りました!
長男くんは2回目、次男くんは初めての登頂です。
山頂からは、日高市街が一望できます。
「ニの鳥居」からの景色の方が、個人的には好きかな。
山頂では、5グループほどがお昼休憩していました。
我々は、楽しみにしていたおやつタイム♪甘いものを食べて、エネルギーを補給します。
下山開始
【11:45】
15分ほど山頂で休憩して、息子たちが元気なうちに下山して行きます。
【11:55】
「ニの鳥居」まで戻り、帰りは安全な「女坂ルート」でいきます。
ニの鳥居の分岐点で女坂ルート(赤い矢印方向)へ。
男坂とは違い、女坂は比較的なだらかなルートですね!
2か所くらい、岩場のようなところもあります。
危険個所には、しっかりした手すりが設置されているので安心です。
一の鳥居(男坂ルートとの合流地点)を過ぎた辺りで、5歳の次男くんは、さすがに疲れてきた様子。
*ずっと手を繋いでいたので、下山中の写真は撮れませんでした。
最後の力を振り絞って、
【12:20】スタート地点の登山口に帰ってきました!
最後は2人とも元気にピースで!
無事に下山したことを奥さんに連絡して、男3人の山登りは終了です。
まとめ
息子2人(7歳・5歳)と関東の登山スポット・埼玉県日高市の日和田山に登った様子を書きました。
低山ながら、山頂付近からの展望は想像以上にキレイな山です。
登山道も「岩場メインの男坂」・「初心者向けの女坂」の2ルートあり、自身のレベルに合わせて楽しめるのがポイント!
男坂は岩場メインでスリルもありますが、5歳(年中さん)でも自力で登り切れました!
往復2時間ほどで登れるので、子供連れでも一度は訪れてもらいたい、おすすめの山です!
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