お疲れさまです!
スキーの腕前は、絶対息子たちに抜かれたくないヒコミツです。
今シーズンからスキーデビューをした我が家の息子たち(7歳と5歳)。
定番のボーゲンから練習したんですが、お約束通りの壁にぶつかります。
滑り出しは「ハ」の字を作れるのに、徐々にスキー板の先端が開いてしまう。
失敗を繰り返して上達していくのも良いですが、途中で「もうスキーやりたくない!」なんてことになっては困っちゃいますよね?!
そこで使ったのが、「スキーバンジー」というアイテム。
- 少しでも早くボーゲンをマスターしたい!
- 短時間で滑る楽しさを子供に体験させたい!
そんなに思いを持っている人に、ぜひ使ってもらいたい。
スキー初心者によくある、「スキー板の先端が開いてしまう」という問題を見事に解決してくれます。
この記事では、実際に7歳と5歳の息子に使ってみた使用感なども合わせてレビューしていきます。
スキーバンジーを使うとボーゲンの上達が早くなる!
スキー初心者がまず習得したい「ボーゲン」。
ボーゲンが出来るようになれば、とりあえず楽しくゲレンデを滑り降りてこれるからね!
しかし、スキー経験のない小学生にとっては、ボーゲンの「ハ」の字をキープするのが難しいんですよね…
我が家の長男くん(小2)も、スキー板の先端が開いてスピードが出すぎてしまったり、逆に板同士がクロスしてしまったりと、スキー板のコントロールに苦戦していました。
そこで、スキーバンジーというアイテムを使ってみました!
板の先端をチューブで繋ぐだけ!
たったこれだけで、2回目のスキーでボーゲンが出来るようになっちゃいました!!
滑走時間で言ったら1時間半くらい(1回目/1時間・2回目/30分)。
1回目のスキーはスキーバンジーなしで練習したので、スキーバンジーを使ったのは、2回目の開始30分間だけです。
板の先端が開きにくくなることで、ボーゲンの「ハ」の字をキープしやすくなるんですね!
あとはひたすら反復練習で、コツを掴んでいきます。
「子供は覚えるのが早い」と言われますが、スキーバンジーを使い始めて30分でボーゲンが出来るようになったのにはビックリしました!
スキー教室でも、スキーバンジーと同じ様な道具を使うことがあるんだって!
スキーバンジーの外観とサイズ
「スキーバンジー」は、スキー板に固定するコネクタとそれをつなぐチューブで構成されています。
非常にシンプルな造りのスキー補助具です。
コネクタのすき間は1㎝なので、スキー板の厚みが1㎝以下ならば、使用可能です。
スキー板の先端にトップガードが付いている場合は、恐らく付けられません。
ネジで取り付けられているトップガードの場合は、トップガードを外せばOK!
使わない時は、ウェアのポケットに余裕で入るので、邪魔になりません。
スキーバンジーのレビュー
スキー超初心者の息子2人(7歳と5歳)が、少しでも早く上達できるように、スキーバンジーを使って練習してみました!
実際に使ってみて感じたことを記します。
特徴 | 注意点 |
---|---|
「ハ」の字をキープしやすい 高負荷時は外れる ちょうど良い不安定感 脱着が簡単 コスパが良い | 板がクロスしてしまう ある程度の脚力が必要 幼児には不向き |
「ハ」の字をキープしやすい
スキー初心者によくある、「スキーの先端が開いてしまう」問題。
スキーバンジーを使うことで、この問題は解決できました!
ボーゲンの「ハ」の字をキープしやすくなったおかげで、滑るスピードのコントロールが出来るようになります。
この状態で30分くらい滑っていると…
「ハ」の字をキープするためには、「足(板)にどうやって力をかければいいのか?」
ということが、自然と身に付いてきます。
高負荷時は外れる
チューブはコネクタにハマっているだけなので、板同士が離れようとする力が一定以上かかると、ちゃんと外れてくれます。
転び方にもよりますが、転倒時はだいたい外れていました。
滑っている最中に頻繁に外れてしまう場合は、「ハ」の字を作るイメージが出来ていない可能性が高いです。
ちょうど良い不安定感
スキーバンジーは、板の先端をチューブで繋いでいるだけなので、左右それぞれがある程度自由に動いてしまいます。
この不安定感が、バランス感覚を身に付けるのにちょうど良い感じになるんですね!
スキーバンジーを外したら、全く滑れなくなっちゃった…
なんて事にはならないから安心!!
脱着が簡単
スキーバンジーの脱着は、もの凄く簡単!
コネクタを板の先端に差し込んで、ネジを回すだけ。
リフトに乗るときは、安全上スキーバンジーを外す必要がありますが、コネクタのネジを軽く緩めるだけで簡単に外せます。
片方のコネクタを外したら、もう片方の板に付けておけばOK!
慣れれば、小学生でも脱着出来ちゃいます。
脱着に慣れた頃には、スキーバンジーなしで滑れるようになってるけどね!
コスパが良い
スキーバンジーはコストパフォーマンスがめちゃくちゃ良い!!
平均でも1,000円以下。
Amazonならワンコインで購入できるものもあります。
似たようなボーゲン補助具で、トライスキー60Kというものがありますが、こちらはAmazonでも3,000円くらい。
スキー場のショップで買ったら4,500円くらいします。
トライスキー60Kは幼児には超おすすめだけど、値段がね…
1,000円以下・ワンコインなら、とりあえずお試し感覚で買ってみても良いですよね!
板がクロスしてしまう
板の先端を繋いでいるとはいえ、チューブの長さが許す範囲で、板がクロス(重なってしまう)することがあります。
しかし、上の写真で分かる通り、これ以上は重なりません。
こうなってしまっても、小学生くらいなら自分でリカバリー出来る場合もあります。
ある程度の脚力が必要
前でも説明しましたが、スキーバンジーは、スキー板の先端を広がりにくくするためのアイテムです。
そのため、ボーゲンの「ハ」の字をキープする脚力は必要になります。
また、スキーバンジーを使っても多少は不安定になるので、自分で板をある程度動かせる力が欠かせません。
幼児には不向き
ボーゲンの「ハ」の字をキープするには、どのように足(板)に力をかければいいのか?
「つま先側を狭める」・「かかと側を広げる」。
このような複合的な動作は、幼児にはちょっとレベルが高いんですね。
我が家の次男くん(5歳)も、足の動かし方がわからなくてイヤになっちゃった…
なので、スキー未経験・超初心者の幼児にはスキーバンジーをおすすめ出来ません。
小学生以上になるとこの動作を頭で理解して、足の向きを変えたり、力のかけ方を状況に応じて調整できます。
子供は吸収力・適応力が高いので、失敗を繰り返すうちに滑れるようになっちゃうんですが…
滑れるようになる前に、
「スキーつまらない」
「もうやりたくない」
となってしまっては本末転倒。
幼児にお試し感覚で使ってみるのは良いですが、ダメそうなら、その日は潔く雪遊びに切り替えるなり、スキーバンジーより簡単に滑れるようになるトライスキーを使いましょう!
幼児に超おすすめ「トライスキー60K」を使ってみた感想は、こちらをご覧ください↓↓
スキーバンジーはこんな人におすすめ!
スキーバンジーは、「ある程度、思い通りに体(足)を動かせる小学生以上の人」におすすめ!
「ハ」の字の作り方さえ分かれば、あとはスキーバンジーが「ハ」の字をキープするお手伝いをしてくれます。
ほど良い不安定感なので、スキーで必要なバランス感覚も身に付きます。
1,000円以下で手に入るコスパの良さも、嬉しポイントですね!
スキーバンジー レビューのまとめ
この記事では、実際に7歳と5歳の息子に使用した、ボーゲン補助具のスキーバンジーをレビューしました。
体の動かし方が未熟な幼児には、ちょっと向かないかもしれませんが…
少しでも早くボーゲンで滑れるようになりたい!と思う小学生以上の人なら、使って損なしのアイテムです。
スキーを早く楽しめるようになるために、ぜひ使ってみて下さいね!
特徴 | 注意点 |
---|---|
「ハ」の字をキープしやすい 高負荷時は外れる ちょうど良い不安定感 脱着が簡単 コスパが良い | 板がクロスしてしまう ある程度の脚力が必要 幼児には不向き |
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