お疲れさまです!ヒコミツです。
マスクが生活の中で必須アイテムとなっていますが、幼稚園くらいまでのお子さんをお持ちのあなた。
子供がマスクを付けてくれなくて困っていませんか?
ヒコミツ家もコロナが流行し始めた頃、当時4歳と2歳の息子たちがマスクを嫌がってしまい、困ってしまいました。
そんな息子たちが2週間もかからないうちに、すんなりとマスクを着けてくれるようになった方法をご紹介します。
幼児がマスクを着けれるようになる方法
前提として、「着けさせる」という意識は捨てましょう。
強制されると大人だって反発したくなりますよね?
マスクを「着けてくれてうれしい!」「カッコイイ!」「凄ーい!!」
そんなスタンスで子供と向き合いましょう。
それから、幼児がマスクを着けることの危険性もふまえて、”幼児は無理にマスクを着けなくても大丈夫”ということも、頭の片隅に入れておきましょう。
- 市販の子供用不織布マスクを着けてもらう
- 好きなキャラクターの生地で作ったマスクを着けてもらう
- 父ちゃんとお揃いのマスクを着けてもらう
1.市販の子供用不織布マスクを着けてもらう
結果:失敗
4歳になったばかりの長男は、機嫌が良い時は着けてくれましたが、子供用の不織布マスクはサイズが合わず、ゴムの長さを毎回調節する必要がありました。日によってゴムの長さが変わり、着け心地が悪いのか、すぐに外してしまい、結局失敗。
2歳になったばかりの次男。「イヤイヤ」の一点張りで、着けること自体不可能。
コロナ流行初期、ほんの2~3種類しか無かった幼児用の市販マスク。
今では、ビックリするくらい多くの種類があります。
こどもが「着けてみたい!」って思ってくれるマスクが見つかるかもしれませんよ!
2.好きなキャラクターの生地で作ったマスクを着けてもらう
結果:長男(4歳)70%達成、次男(2歳)10%達成
息子たちが大好きな「乗り物・カーズ・鬼滅の刃・・・」
数種類のマスクを母ちゃんが夜なべして作ってくれました。
お気に入りのキャラクターパワーは絶大です。
サイズも息子たちの大きさに合わせてくれているので問題なし。
好きな柄のマスクを自分で選ぶ方式にしました。
長男は不機嫌でない限り、着けれるようになりました。しかし、その日に着けたいと思っていた柄のマスクが洗濯中だと、着けてくれません。イヤイヤ着けたとしても、すぐ外してしまいます。
次男は相変わらずです。。。着けてくれません。
ただ、好きな柄のマスクを選ぶことは楽しそうにやっていたので、ちょっと期待できそうです。
3.父ちゃんとお揃いのマスクを着けてもらう
結果:大成功!!
ヒコミツ家はこのパターンが一番効果がありました。
母ちゃんに息子たちとお揃いのマスクを作ってもらいました。
*お子さんが女の子の場合はお母さんとお揃いのマスクにしても良いと思います。
気分が落ち気味の長男に「父ちゃんとお揃いのマスクにしようぜ!」みたいな感じで、ハイテンションでお願いしてると、そこは子供。だんだん気分が上がってきます。
結果、90%以上の確率でマスクを着けてくれるようになりました。
父ちゃんと兄ちゃんがお揃いのマスクで楽しそうにしていれば、次男もイチコロ!
自分だけ仲間外れは嫌なのでしょう。すんなりと、お揃いのマスクを着けてくれました。
途中で外してしまうことがほとんどですが、2歳くらいの子供は、「マスク着けましょう」というタイミングで、少しでも着けられれば、それで十分だと思います。
また、2歳頃はまだ歯が生えてきてる途中ということもあって、よだれでマスクが濡れ、外したがることが結構あります。
外出の際は衛生面も考慮して、替えのマスクを用意しておいた方がいいです。
子供とお揃いのマスクなんて、恥ずかしくて無理。って思う方もいますよね?
でもね、ヒコミツの実体験からすると、世間受けは凄くいいですよ!
「パパとお揃いのマスクでいいねぇ~」
「パパと仲良しさんだねぇ!」
こんな感じに、優しく声を掛けられることが、何度かありましたよ。
息子的には、お揃いのマスクを着けたことで、見ず知らずの人から褒められたのが、嬉しかったようです。
マスクを着けれなくても怒らない
どんなに好きなキャラクターのマスクでも、大好きなパパママとお揃いのマスクでも、着けたくない時は絶対着けてくれません。
それが幼児なんですよね。
大人だって、毎日のようにマスクを着けて外出してますが、マスクなんて邪魔だし、息苦しいし、本当は着けたくないですよね?
幼児なら尚更です。着ける意味さえ良く分からないのに、大人の都合でこの邪魔くさいマスクを着けてくれているんです。
気分がノリノリでマスクを着けてくれたら、いっぱい褒めてあげて下さい。
着けれない時は決して怒らずに、その嫌な気持ちに共感してあげましょう。
幼児がマスクを着けることの危険性
親の私たちが理解しておくべきこと
子供にマスクを着けてもらうようにする前に、子供(特に幼児)がマスクを着けることは危険を伴うということを、親の私たちがしっかりと理解しておかなければなりません。
幼児がマスクを着けることの危険性とは?
幼稚園くらいまでの子供は、まだ自分の判断で気温や体調に応じて、マスクを着ける・外すという作業を適切に出来ないため、マスクを着けると以下のような危険性が高まります。
・呼吸が苦しくなり、窒息の危険がある。
・嘔吐した場合にも、窒息する可能性がある。
・熱がこもり、熱中症のリスクが高まる。
・顔色、呼吸の状態など体調異変の発見が遅れる。
これに対し、各関係機関から、以下のようにアナウンスされています。
世界保健機構 WHO の見解
「5歳以下の子供は必ずしもマスク着用にこだわらなくてよい」と、5歳以下の着用は推奨していません。
「適切にマスクを着用するには能力的に、最小限でも大人の助けが必要である」からとの見解です。
こどものマスク着用について(日本WHO協会)
厚生労働省の見解
「2歳未満では、着用は推奨しない」
→自身で体調やマスクの脱着をコントロールできないため。
「2歳以上の場合も、体調が悪かったり、持続的なマスクの着用が難しい場合は、無理して着用させる必要はない」
→マスクは適切に着用しないと効果が十分に発揮されないため。
→着用の際は保護者や周りの大人が子供の体調に十分注意すること。とされています。
(厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A」)
日本小児科学会の見解
「乳幼児のマスク着用には危険があります。特に2歳未満の子どもは、気をつけましょう。」と注意喚起されています。
→乳幼児は、自身で体調やマスクの脱着をコントロールできないため。
→正しくマスクを着用することが難しく、感染の広がりを予防する効果はあまり期待できないため。
→子供がマスクを着ける場合は、いかなる年齢であっても、保護者や周りの大人が注意すること。
乳幼児のマスク着用の考え方(日本小児科学会)
ヒコミツ家の実体験(4歳児、あわや熱中症)
6月後半の蒸し暑く感じる日。当時4歳の長男が幼稚園の帰りのバスからおりてくると、汗で髪はビショビショ、顔は赤らめて、のぼせている様な感じでした。
それでもマスクはしっかりと着けていたのです。
本人に聞いてみると、お昼ごはんの時以外は、ずっとマスクを着けていたようです。暑い園庭で遊んでいる時もずっと。
「暑くなかったの?」と聞くと、
「暑かったぁ~。でも父ちゃんがマスクはちゃんと着けないと、コロナになっちゃうぞ!って言ってたから・・・」
子供って、時にとても従順。
暑ければ自分で外してくれると思っていました。完全に親の判断ミスです。
下手すると、あと一歩で熱中症・脱水症状になるところでした。
終わりに。
個人差があるので、全ての子にヒコミツ家の実践パターンが通用するとは思いませんが、あなたのお子さんがマスクを気に入って着けられるキッカケになれれば嬉しいです。
ヒコミツ家は2週間ほどで、4歳児が着けてもらいたい時にマスクを着けていられる状態。2歳児がとりあえず着けれる状態にまでになりました。
親の我々が、心折れずに毎日楽しく、マスクを着けれるように接してあげれば、子供は少しずつマスクに慣れていくので安心して下さい。焦る必要は全くありません。
何より、早く常時マスクを必要としない、楽しい日常が戻ってきますように。
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